親父が親父でなくなったとき…。
今朝起きて親父と話をしたとき、服が少し汚れていたため”どうした?”と聞いてみたら、庭で転んだと言ってきた。痛かったとも。
たったこれだけのやり取りなのに、ずしーんと心に重いものが乗っかってきた。
”気をつけろよ、年なんだから…。”これしか言葉が思いつかない。
あんなに強かった親父が、少し弱くなってしまったみたいでなんとも言えない気持ちになった。
昭和11年生まれ、立派な年寄りだ。自分の親父やお袋だけはいつまでも若いままでいて欲しいなんて、わがままなのだろうか。
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